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住宅ローンを使って家を買う時にかかる諸費用とは?費用内訳やローンに組み込むメリット・デメリット

諸費用 住宅ローンのアイキャッチ

住宅ローンを利用して家を購入しようと考えているなら、住宅ローンとは別に諸費用の支払いがあることを覚えておかなければなりません。しかし、諸費用とはいったい何のことなのか、いくら支払いが必要なのかを把握できていない人もいるはずです。

そこでこの記事では、住宅ローンを借りる際にかかる諸費用の種類や金額の目安について解説します。また、ローンのなかに諸費用を組み込むメリット・デメリットも紹介しているので、家の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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住宅ローンを使って家を買う時には諸費用がかかります

住宅ローンを利用して家を購入するときには、さまざまな諸費用がかかることをご存じでしょうか。頭金とは別に支払う項目がいくつもあることから、なかには予想していた以上に高い出費になったと後悔する人も少なくありません。

そのためまず理解していただきたいのが、家を購入するときにかかる合計費用の計算式です。

住宅ローン(頭金+ローン返済)+金利+諸費用

住宅ローンを借入する際には、一部の費用を頭金として支払うことはもちろん、その後のローン返済や金利、さらにプラスして諸費用がかかる点に注意が必要です。

この記事を読めば、上記で紹介した諸費用の項目、そして合計金額の目安がわかります。「諸費用が想像以上にかかってしまい、生活が厳しくなった」という状況を避けるためにも、ぜひ1項目ずつチェックしてみてください。

住宅ローンを使って家を買う時にかかる諸費用の内訳

住宅ローンの借り入れをする際には、おおよそ9種類の諸費用がかかります。各諸費用の概要や金額の相場をまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

【諸費用1】金融機関に支払う「融資手数料」

融資手数料とは、住宅ローンを借入する金融機関に対して支払う手数料です。

手数料の金額は金融機関によって違い、最低価格・最大価格を設定している場所もあれば、融資額に対してパーセンテージを決めている場所も見つかります。参考として以下に、金融機関が設定している融資手数料の条件をまとめました。

金融機関設定手数料
横浜銀行
(融資手数料型)
【不動産担保取扱手数料】33,000円(税込)
【事務手数料】融資額の2.2%(税込)
中央労働金庫
(手数料定率型)
【不動産担保取扱手数料】11,000円(税込)
【融資手数料】融資金額×2.2%(税込)
JA相模原
(一括保証料型)
【保証料率】年0.10%~0.40%
【事務手数料】33,000円(税込)

利用する金融機関によって金額が増減するため、住宅ローンを利用する金融機関を選ぶ際には、あらかじめ融資手数料の項目をチェックしておきましょう。

【諸費用2】保証会社に支払う「ローン保証料」

ローン保証料とは、住宅ローンを提供している金融機関と融資を受ける本人の間に立つ「保証会社」に支払う手数料のことです。主に融資におけるトラブルを保証してくれる会社であり、保証を受けるために手数料を支払わなければなりません。

なおローン保証料は、契約する保証会社によって違います。住宅ローンとは別に一括払いを求められるケースもあれば、ローン金利に上乗せして支払いを求められるケースもあるので、事前確認が必要です。

【諸費用3】不動産会社に支払う「仲介手数料」

仲介手数料は、住宅を購入する際に利用する不動産会社に支払う諸費用です。なお仲介手数料の相場は、一般的に(3%+6万円)×消費税で計算できると言われています。

例えば、1,000万円の物件を購入する場合には、39.6万円が必要となるイメージです。ただし、こちらの計算式はあくまで手数料の上限を示します。不動産会社と交渉すれば、手数料を抑えられる場合もあると覚えておきましょう。

【諸費用4】家を守るために重要な「火災保険料」

火災保険料とは、以下に示す問題により建物が受ける損害を補償してもらうための保険料です。

  • 火災
  • 落雷
  • 破裂
  • 爆発
  • 風災
  • 雹(ひょう)災
  • 雪災
  • 水災
  • 外部からの飛来物
  • 水漏れ
  • 盗難

また内閣府が公表している「災害に係る民間保険・共済の現状・課題等について」の資料によると、火災保険の加入率は85%であり、家を購入しているほとんどの人がもしもの備えをしている状況です。

なお、保険料の相場は年間10万円前後だと言われています。火災保険の加入は任意ですが、将来のことを考えて加入しておくことをおすすめします。

【諸費用5】もしもの災害に備える「地震保険料」

地震保険料とは、地震や噴火、津波など、火災保険でカバーされていない範囲を補償する地震保険の手数料です。

年間の費用相場は7,000円〜4万円だと言われており、火災保険とセットで加入しなければなりません。財務省で地震保険の基本料率が公開されており、そのうち東京・神奈川における費用の設定条件を整理しました。

地域鉄骨・コンクリート造木造
東京都
神奈川県
借入額1,000万円あたり27,500円/年借入額1,000万円あたり41,100円/年

また内閣府が公表している「災害に係る民間保険・共済の現状・課題等について」の資料によると、地震保険の加入率は49%であり、家を購入している約半数の方たちが加入している状況です。

【諸費用6】返済のトラブルをなくす「団体信用生命保険料」

団体信用生命保険料とは、住宅ローンの契約者が死亡または所定の高度障害状態になった場合などに、ローンの残債が補償される生命保険に加入するための保険料です。

なお団体信用生命保険料は、金利に0.2〜0.3%程度を上乗せして支払います。参考として以下に、保険料の計算イメージをまとめました。

  • 1,000万円の借り入れなら2~3万円
  • 2,000万円の借り入れなら4~6万円

基本的には住宅ローンの金利に上乗せされるため、借入時にまとめて支払う必要はありませんが、加入する場合には、毎月のローン返済額が少しずつ増額する点に気を付けてください。

【諸費用7】手続きをする際にかかる「印紙税」

印紙税は、住宅ローンの書類手続きを交わす際などに支払わなければならない費用です。一般的には1〜2万円を契約時に現金で支払います。参考として、国税庁で公開されている印紙税の条件をまとめました。

契約金額の範囲印紙税
100万円超え500万円以下2千円
500万円超え1千万円以下1万円
1千万円超え5千万円以下2万円
5千万円超え1億円以下6万円

なお近年では、電子契約といった手法が用いられるケースが増えており、印紙税の支払いが不要になってきている状況です。以上より、電子契約を実施していない金融機関を利用した際に発生する諸費用だと覚えておきましょう。

【諸費用8】家の所有権を手続する「登記費用」

登記費用とは、購入した住宅を自分の所有物として、法務局で登記手続きをするために必要となる諸費用です。

登記手続きは個人でも実施できますが、専門知識が必要なことから司法書士や土地家屋調査士に依頼するのが一般的です。費用の目安としては30万〜60万円程度かかると覚えておきましょう。

【諸費用9】購入後に必要となる「引越し費用・生活準備費用」

住宅ローンの借入時にかかる諸費用とは少し異なる費用ですが、家を購入した際には引越し費用や家具家電を購入する生活準備費用などが必要になります。

購入する家の規模にもよりますが、引越し費用は10〜20万円程度、家具家電の購入費用は設置費込みで20〜50万円程度かかることも少なくありません。引越し後の生活も見越して家を購入するためにも、プラスアルファの諸経費がかかる点を押さえておきましょう。

住宅ローンを使って家を買う時にかかる諸費用の目安は5~10%

複数ある諸費用に対し、トータルコストをどれくらい見ておけばいいのかわからないとお悩みの方も多いでしょう。参考として、住宅ローンを借入する際にかかる諸費用の目安は、物件価格の5〜10%程度です。

なお割合にふり幅があるのは、保険加入の有無や登記費用などによって諸費用の金額が変わることが関係しています。以上より、家を購入する際に住宅ローンを組む際には「物件価格+諸費用5~10%」を考慮したうえで予算を決めるのがおすすめです。

住宅ローンを使って家を買う時にかかる諸費用のシミュレーション

自身が購入する家において、どれくらいの予算を見積もっておくべきかわからないとお悩みの方向けに、物件価格ごとの諸費用シミュレーションを整理しました。

※今回のシミュレーションでは頭金の支払いがない場合を想定しています。
※返済期間は35年、金利は年0.5%として計算しています。
※引越し費用や家具家電の購入費用等は考慮していません。
※下表に掲載している物件価格はあくまで目安です。

エリア間取りの目安物件価格の目安諸費用を含む価格の目安
(+5~10%)
全国1LDK2,000万円2,100~2,200万円
2LDK3,000万円3,150~3,300万円
3LDK3,200万円3,360~3,520万円
4LDK3,800万円3,990~4,180万円
神奈川県相模原市1LDK3,000万円3,150~3,300万円
2LDK3,200万円3,360~3,520万円
3LDK3,800万円3,990~4,180万円
4LDK4,000万円4,200~4,400万円
東京都八王子市1LDK2,500万円2,625~2,750万円
2LDK3,700万円3,885~4,070万円
3LDK3,300万円3,465~3,630万円
4LDK3,500万円3,675~3,850万円
神奈川県横浜市1LDK4,200万円4,410~4,620万円
2LDK4,600万円4,830~5,060万円
3LDK4,700万円4,935~5,170万円
4LDK5,000万円5,250~5,500万円
東京都町田市1LDK3,500万円3,675~3,850万円
2LDK4,200万円4,410~4,620万円
3LDK4,200万円4,410~4,620万円
4LDK4,500万円4,725~4,950万円

2,500万円の住宅ローンを借入する場合の諸費用

2,500万円の住宅ローンを借入する場合には、以下の計算式より諸費用が125〜250万円ほどかかると想定しておきましょう。

【諸費用の計算】

2,500万円×5~10%=125~250万円

また、2,500万円の住宅ローンを35年で返済する場合には、金利0.5%で226万円ほどかかります。上記を合計すると2,851万〜2,956万円(2,500万円+226万円+125万〜250万円)程度を見積もっておくのがおすすめです。

3,000万円の住宅ローンを借入する場合の諸費用

3,000万円の住宅ローンを借入する場合には、以下の計算式より諸費用が150〜300万円ほどかかると想定しておきましょう。

【諸費用の計算】

3,000万円×5~10%=150~300万円

また、3,000万円の住宅ローンを35年で返済する場合には、金利0.5%で271万円ほどかかります。上記を合計すると3,421万〜3,571万円(3,000万円+271万円+150万〜300万円)程度を見積もっておくのがおすすめです。

3,500万円の住宅ローンを借入する場合の諸費用

3,500万円の住宅ローンを借入する場合には、以下の計算式より諸費用が175~350万円ほどかかると想定しておきましょう。

【諸費用の計算】

3,500万円×5~10%=175~350万円

また、3,500万円の住宅ローンを35年で返済する場合には、金利0.5%で316万円ほどかかります。上記を合計すると3,991万〜4,166万円(3,500万円+316万円+175万〜350万円程度を見積もっておくのがおすすめです。

4,000万円の住宅ローンを借入する場合の諸費用

4,000万円の住宅ローンを借入する場合には、以下の計算式より諸費用が200〜400万円ほどかかると想定しておきましょう。

【諸費用の計算】

4,000万円×5~10%=200~400万円

また、4,000万円の住宅ローンを35年で返済する場合には、金利0.5%で361万円ほどかかります。上記を合計すると4,561万〜4,761万円(4,000万円+361万円+200万〜400万円)程度を見積もっておくのがおすすめです。

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住宅ローンの相談室

住宅ローンの相談室では「年収が低い」「審査に落ちたことがある」「別のローンが残っている」など、住宅ローンを利用できるか不安をお持ちの方に、最適な住宅ローンの借り方をプランニングいたします。専門のコンサルタントが相談やシミュレーションの作成をサポートするため、ぜひ無料相談を予約してみてください。

住宅ローンを使って家を買う時にかかる諸費用はいつ払うの?

住宅ローンを借りる際にかかってしまう、諸費用を支払うタイミングがわからないとお悩みの人向けに、各費用項目の支払いタイミングを整理しました。

諸費用の項目支払いのタイミング
融資手数料融資を開始したタイミング(もしくは毎月の返済に上乗せ)
ローン保証料同上
仲介手数料物件の引き渡し時
火災保険料保険始期日の前日まで
地震保険料同上
団体信用生命保険料毎月の金利に上乗せ
印紙税住宅ローンの契約時
登記費用物件の引き渡し時
引越し費用住宅の購入完了後

タイミングはバラバラですが、各種支払いのタイミングは不動産会社のスタッフから指示を受けられるので安心です。ただし、諸費用の支払いが遅れると手続き期間が長くなる場合もあるため、不動産会社と密に連携を取りながら支払い手続きを進めていきましょう。

住宅ローンを使って家を買う時に諸費用を抑える方法【払えない人向け】

住宅ローンにプラスして5~10%の追加費用となる諸費用について、払えるか不安だという人も多いでしょう。そこで本項では、諸費用を抑える3つの方法を紹介します。

火災保険や地震保険の補償内容をカスタマイズする

諸費用である火災保険・地震保険に加入する予定がある方は、契約前に補償内容のカスタマイズをすることにより、費用を必要最小限に抑えられます。

例えば「火災といったトラブルが起きた際の補償費用を下げる」「必要性を感じない特約を外す」といった方法をとることで、年間数万円の費用削減が可能です。もしもの時の補償であるため削りすぎるのは良くありませんが、過剰な補償内容だと感じた際には、カスタマイズしたい旨を保険スタッフに伝えてみてはいかがでしょうか。

ローン保証料が無料の住宅ローンを利用する

諸費用のうちの多くのお金がかかるローン保証料に負担を感じているのなら、ローン保証料を無料で提供している金融機関で住宅ローンを借りるのがおすすめです。

特に一括払いに負担を感じている人の場合には、大幅な負担削減効果を見込めるでしょう。ただし、ローン保証料は無料にされているけれど、その分だけ金利が高く設定されているというように、別の部分の費用負担が増える住宅ローンも少なくありません。

ローン保証料を含めトータルコストを抑えたいのなら、複数のポイントを比較することが重要になると覚えておきましょう。ローン保証料やその他の諸費用をまとめて抑えたいなら、住宅ローンの相談室にご相談ください。専門のコンサルタントがベストな住宅ローンを提案します。

フラット35の利用を検討する

諸費用の支払いに負担を感じている人は、全期間固定金利型として利用できるフラット35を利用するのがおすすめです。

フラット35とは、民間金融機関・住宅金融支援機構が提携して提供する住宅ローンであり、ローン保証料を無料にできます。また勤続年数といった借入の条件がないことや、団体信用生命保険への加入をせずに借入できるというように、諸費用を抑えられるメリットが豊富です。

ただし、フラット35を利用する場合には、本記事で紹介した諸費用とは別に「適合証明書発行手数料」がかかる点に注意しなければなりません。一般的には、新築一戸建てで7~8万円、中古一戸建てで9~12万円程度の手数料がかかることを把握しておきましょう。

住宅ローンを使って家を買う時にかかる諸費用はローンに組み込めます

住宅ローンの借入時にかかる諸費用をすぐに準備できないという方は、その費用をローンの一部として組み込むことができると覚えておきましょう。

住宅ローンの借り入れのなかに諸費用を含めることを「オーバーローン」と言い、一時的な支払いの費用負担を抑えるメリット、毎月の返済額が増えるというデメリットがあります。以下にメリット・デメリットを詳しく解説しているので、ひとつの選択肢として検討してみてください。

諸費用を住宅ローンに組み込むメリット

諸費用を住宅ローンに組み込むメリットは次の通りです。

  • 自己資金がなくても不動産を購入しやすくなる
  • 手元に資金を残しやすい
  • 住宅ローンの控除額を増やせる

住宅ローンの借入時に支払いが必要となる一部の諸費用をまとめてローンに組み込めるため、手元に資金がないという方でも家を購入しやすくなるのがメリットです。また、ローンに組み込むことにより、住宅ローン控除の恩恵を受けやすくなります。

諸費用を住宅ローンに組み込むデメリット

諸費用を住宅ローンに組み込むデメリットは次の通りです。

  • 月々の返済額や利息額が増えやすい
  • 家を売却しにくくなる
  • オーバーローンでの借り換えは審査で不利になりやすい

なかでも注意したいのが、月々の返済負担が増えという点です。諸費用は住宅ローンの借入額に対し5~10%程度がかかることから、返済についても5~10%が上乗せされます。

オーバーローンにしない場合には毎月10万円の返済となる一方で、オーバーローンを利用すると、月々の返済が10万5,000~11万円程度に増えると覚えておきましょう

住宅ローンの借入時にかかる諸費用の悩みは住宅ローンの相談室まで

家を購入する費用として見過ごされがちな諸費用ですが、借入額の5~10%になるなど、非常に大きな費用を必要とします。ただし、諸費用を抑える方法が複数ある点にも注目すべきです。

もし本記事を読んで「諸費用がどれくらいかかるかわからない」「自分の場合にはいくらの家を買うのがベストなのかわからない」とお悩みなら、まずは「住宅ローンの相談室」に不安をお聞かせください。町田・相模原・八王子エリアの住宅ローン相談に対応しているため、ぜひ無料相談を予約してみてください。

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