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【2026年版】住宅ローン審査に影響する借金の種類一覧|カードローン・奨学金・リボ払いはバレる?

借金の種類のアイキャッチ

住宅ローンの事前審査を申し込もうとしているものの、「カードローンが残っていると落ちる?」「奨学金や車ローンも影響するの?」と不安になっていないでしょうか。

実際、住宅ローンでは借金があるかどうかだけでなく、「どんな借金か」「毎月どれだけ返済しているか」が重視されます。特に、リボ払いや消費者金融は審査で不利になりやすく、スマホ分割や後払いサービスが影響するケースもあります。

そこでこの記事では、住宅ローン審査に影響する借金の種類一覧から、不利になりやすい特徴、完済優先順位、ペアローン時の注意点まで整理しながら解説します。不安がある場合に、まず何から確認すべきかもわかるようにしているので参考にしてみてください。

結論|住宅ローンは「借金の種類」と「返済比率」で審査が変わる

住宅ローンでは、「借金がある=即NG」ではありません。
実際は、どの種類の借金をどれくらい抱えているかによって、審査結果が大きく変わります。

たとえば、奨学金や自動車ローンは利用者も多く、延滞がなければ通るケースは少なくありません。一方で、カードローンやリボ払いは「資金繰りに余裕がない」と判断されやすく、借入額が少なくても不利になることがあります。

さらに重要なのが、年収に対して毎月どれだけ返済しているかです。住宅ローン単体ではなく、既存借入も含めた返済総額で見られるため、思った以上に審査へ影響するケースがあります。

借金がある状態で住宅購入を考えているなら、まずは「何が危険で、何がそこまで問題にならないのか」を整理してみてください。

同じ借金でも通りやすいもの・危険なものがある

住宅ローン審査では、すべての借金が同じ扱いになるわけではありません。

特に見られやすいのは、「生活費不足を補う借入かどうか」です。カードローンや消費者金融は、この点で警戒されやすくなります。一方、自動車ローンや奨学金は用途が明確なため、返済状況が安定していれば比較的通りやすい傾向があります。

借金種類ごとのイメージは次の通りです。

借金の種類審査への影響
カードローン大きい
リボ払い大きい
消費者金融非常に大きい
自動車ローン中程度
奨学金比較的小さい
スマホ分割小〜中程度

同じ50万円でも、「何の借金か」で見られ方は変わります。まずは自分の借入内容を整理してみましょう。

まず見られるのは「返済負担率」

住宅ローンで最初に確認されやすいのが「返済負担率」です。
これは、年収に対して年間返済額がどれくらいあるかを見る指標で、住宅ローンだけでなく、既存借入も含めて計算されます。

たとえば、年収500万円の場合、返済負担率の目安は次の通りです。

返済負担率年間返済額の上限目安月額換算審査の見られ方
20%年100万円月約8.3万円比較的余裕がある
25%年125万円月約10.4万円一般的な水準
30%年150万円月約12.5万円やや慎重に見られる
35%超年175万円超月約14.5万円〜減額・否決リスクが高まる

ここで重要なのは、「既存借入も含まれる」という点です。

借金の種類の例月返済額年額換算
自動車ローン3万円36万円
リボ払い2万円24万円
スマホ分割5,000円6万円
合計5.5万円66万円

この場合、年収500万円・返済負担率25%を基準にすると、年間返済上限125万円のうち、すでに66万円を使っている状態です。

つまり、住宅ローンに使える年間返済余力は残り約59万円しかありません。月換算では約4.9万円前後になるため、借りられる金額も下がりやすくなります。

特にカードローンやリボ払いは、金額以上に「資金繰りの厳しさ」を警戒されやすい借入です。不安がある場合は、事前審査前に一度整理してみてください。

住宅ローン審査に影響する借金の種類一覧

住宅ローンでは、借金があっても審査に通るケースはあります。ただし、カードローンやリボ払いのように厳しく見られやすい借入もあり、同じ50万円でも種類によって審査結果が変わることがあります。

ここでは、どの借金がどれくらい影響しやすいのかを整理してみましょう。

借金の種類審査への影響なぜ見られやすい?主に見られるポイント
カードローン・消費者金融非常に大きい生活費不足を疑われやすい借入残高・利用履歴・件数
リボ払い大きい長期借入になりやすい毎月返済額・利用継続状況
自動車ローン中程度返済負担率に影響する残債・月返済額
奨学金比較的小さい利用者が多い延滞履歴の有無
スマホ分割・後払い小〜中程度支払い管理を見る支払い遅延
キャッシング枠中程度追加借入リスク利用可能額・利用履歴

実際は、どの借金をどう使っているかで審査結果が変わります。まずは、自分の借入がどの程度影響しそうか整理してみてください。

カードローン・消費者金融

カードローンや消費者金融は、住宅ローン審査で最も警戒されやすい借入のひとつです。

「生活費補填のために利用している」と判断されると、返済能力を慎重に見られやすくなります。借入額が少なくても、複数社利用や長期間利用があると不利になるケースがあります。

特に、金融機関は次の項目を含め、「どれくらい借りているか」「どのくらい長く利用しているか」「返済が遅れていないか」を確認しています。

  • 借入残高
  • 借入件数
  • 利用期間
  • 延滞履歴
  • 毎月返済額

特に、消費者金融を2〜3社以上利用している場合は、審査難易度が上がりやすくなります。

「完済したはずなのに情報が残っていた」というケースもあるため、不安がある場合はCICやJICC、全国銀行個人信用情報センター(KSC)で信用情報を確認しておくと安心です。

信用情報機関主に扱う情報住宅ローン審査で見られやすい内容手数料目安
CICクレジットカード、スマホ分割、リボ払い支払い遅延、リボ利用状況、端末分割の延滞約500円
JICC消費者金融、カードローン、キャッシング借入件数、借入残高、利用履歴約1,000円
全国銀行個人信用情報センター(KSC銀行ローン、住宅ローン、保証会社情報銀行系ローン履歴、延滞履歴、代位弁済約1,000円

リボ払い

リボ払いは、借入額が少なくても住宅ローン審査で警戒されやすい借入です。特に、「長期間返済が続いている状態」はマイナスに見られやすくなります。

特に見られやすいポイントは次の通りです。

  • リボ残高
  • 毎月返済額
  • 利用期間
  • 利用件数
  • クレジット利用状況

たとえば、残高が少なくても「毎月リボ払いを続けている状態」が数年単位で続いていると、資金繰りに余裕がないと判断されるケースがあります。

確認するには、クレジットカード明細や会員ページを見るのが早いです。「あと払い」「自動リボ設定」になっているケースもあるため、一度整理してみてください。

自動車ローン

自動車ローンは、住宅ローン審査でも比較的よくある借入です。そのため、延滞がなければ即NGになるケースは多くありません。

ただし、月々の返済額が大きいと返済負担率が上がるため、住宅ローンで借りられる金額が減ることがあります。

主に見られるポイントは次の通りです。

  • 残り返済期間
  • 毎月返済額
  • 残債額
  • 延滞履歴

特に、月3〜5万円以上返済している場合は、返済負担率へ影響しやすくなります。

確認方法は、ローン契約書やマイページの返済予定表を見るのが確実です。完済時期が近い場合は、住宅ローン申込タイミングを調整した方が有利になるケースもあります。

奨学金

奨学金は、カードローンなどと比べると住宅ローン審査への影響は小さい傾向があります。利用者が多く、教育目的の借入として扱われるためです。

ただし、次のようなポイントが見られます。

  • 延滞履歴
  • 毎月返済額
  • 残債額
  • 保証状況

ただし、奨学金でも延滞履歴がある場合は話が変わります。奨学金の延滞は信用情報へ登録されるため、住宅ローン審査へ影響する可能性があります。実際、日本学生支援機構(JASSO)でも、一定期間以上の延滞情報は個人信用情報機関へ登録されると案内されています。

借金の状況は、日本学生支援機構の返済ページや信用情報開示を利用して状況を確認できます。不安がある場合は、事前審査前に確認しておくと安心です。

スマホ分割払い・後払いサービス

スマホ分割や後払いサービスは、カードローンほど大きな影響はありません。ただし、支払い遅延があると信用情報へ登録され、住宅ローン審査へ影響する可能性があります。

特に最近は、「PayPay後払い」「メルペイ」「Paidy」「iPhone分割」などを利用する人が増えており、延滞があると信用情報へ登録されるケースがあります。

金融機関が見ているポイントは次の通りです。

  • 支払い遅延
  • 分割残高
  • 後払い利用状況
  • 利用件数

「少額だから大丈夫」と放置して延滞すると、住宅ローン審査でマイナス評価につながるケースがあります。

返済情報については、各サービスの利用履歴や支払い状況を確認してみましょう。特に未払いが残っていないかは事前に整理しておくのがおすすめです。

クレジットカードのキャッシング枠

意外と見落としやすいのが、クレジットカードに付帯しているキャッシング枠です。実際に借入していなくても、「必要になればすぐ借りられる状態」と見なされ、金融機関によっては住宅ローンの借入可能額が減るケースがあります。

特に確認されやすいポイントは次の通りです。

  • キャッシング利用枠
  • 実際の利用履歴
  • カード枚数
  • 利用残高

たとえば、キャッシング枠50万円のカードを3枚持っている場合、合計150万円分の借入余力がある状態として見られることがあります。

確認方法は、クレジットカード会員ページや契約内容確認です。不要なキャッシング枠は、減額や停止を検討してみてください。

「自分は通るのか不安…」という方は、事前審査前に一度相談しておくと安心です。実際に、借入がある状態から住宅ローンが通ったケースもあります。

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住宅ローン審査で特に不利になりやすい借金の特徴

住宅ローンでは、「借金の種類」だけでなく、借り方や返済状況もかなり細かく見られています。

実際、借入額がそこまで多くなくても、次のような状況では、審査が厳しくなるケースがあります。

  • 延滞履歴がある
  • 短期間で借入が増えている
  • 消費者金融を複数利用している

ここでは、特に住宅ローンで不利になりやすい特徴を整理していきます。

延滞履歴がある

住宅ローン審査で特に厳しく見られやすいのが、過去の延滞履歴です。カードローンや奨学金、スマホ分割などの支払い遅延が信用情報へ登録されていると、「返済管理に不安がある」と判断されやすくなります。

特に影響しやすい延滞は次の通りです。

  • クレジットカード支払い遅延
  • 奨学金の延滞
  • スマホ分割の未払い
  • カードローン返済遅れ
  • 強制解約・代位弁済

中でも、61日以上または3か月以上の延滞は、いわゆる金融事故(ブラックリスト)として扱われるケースがあります。「数年前だから大丈夫」と思っていても、信用情報に残っている場合があるため、不安がある場合はCICやJICC、全国銀行個人信用情報センター(KSC)を確認してみましょう。

借入件数が多い

住宅ローンの審査では、借入総額よりも、「何社から借りているか」が警戒されるケースもあります。

たとえば、借入総額が50万円でも、後者の方が慎重に見られやすくなります。

  • 1社で50万円
  • 5社で10万円ずつ

また、金融機関は審査の際に、次のような点を確認しています。

  • 借入件数
  • 借入先の種類
  • 利用開始時期
  • 毎月返済額
  • 利用頻度

件数が多いと、「資金繰りが厳しいのでは」と判断されることがあります。使っていないカードローン契約が残っている場合もあるため、一度整理してみてください。

短期間で借入を増やしている

住宅ローン審査直前に借入が増えていると、審査で慎重に見られやすくなります。特に、次のような場合には、「資金状況が変化している」と判断されるケースがあります。

  • 車ローン契約直後
  • カードローン新規契約
  • リボ払い増加
  • 後払いサービス利用増

たとえば、住宅購入前に家具・家電を分割購入してしまい、返済負担率が上がるケースも少なくありません。金融機関は、信用情報の「申込履歴」や「契約時期」も確認しているため、住宅ローン審査前は、新規借入を増やさない方が安全です。

消費者金融を複数利用している

住宅ローン審査で特に厳しく見られやすいのが、消費者金融の複数利用です。1社のみでも慎重に見られることがありますが、2〜3社以上利用している場合は、返済能力を厳しく確認されるケースがあります。

特に見られやすいポイントは次の通りです。

  • 利用社数
  • 借入総額
  • 利用期間
  • 返済遅延
  • 最近の借入状況

たとえば、「アイフル」「プロミス」「アコム」を同時利用している場合、生活費補填の可能性を疑われやすくなります。住宅ローン審査前は、まず借入状況を整理し、可能であれば件数を減らしてから事前審査を検討してみてください。

借金は住宅ローン審査でどこまでバレる?

住宅ローン審査では、申込時に自己申告する借入情報だけでなく、信用情報機関のデータも確認されています。そのため、「少額だから申告しなくていい」「昔の借金だから大丈夫」と思っていても、住宅ローン審査で確認されるケースがあります。

特に最近は、スマホ分割払いや後払いサービスも信用情報へ登録されることがあるので、想像以上に広い範囲が見られている点に注意が必要です。

また、「完済したら審査で見られない」と思われがちですが、信用情報には一定期間履歴が残るケースもあります。一般的な目安は次の通りです。

情報登録期間目安
通常の契約履歴完済後5年程度
延滞履歴解消後5年程度
自己破産など5〜7年程度

また最近は、住宅ローン審査で「スマホ端末分割」や「後払いサービス」の利用状況が影響するケースもあります。特に、以下のような借金の種類は、信用情報へ登録される場合があります。

  • iPhone分割
  • Paidy
  • PayPay後払い
  • メルペイあと払い

「スマホ代だから関係ない」と思って延滞してしまうと、住宅ローン審査へ影響する可能性があるため注意しましょう。

住宅ローン審査で実際によくあるケース

住宅ローンでは、「借金があること」よりも、「自分で把握できていなかった借入や延滞」が原因で審査へ影響するケースも少なくありません。

特に、スマホ分割払いや使っていないカードローン契約、ペアローン時の配偶者側の借入などは、本人が軽く考えていたことで減額や再審査につながることがあります。ここでは、実際によくあるケースを紹介します。

スマホ分割の延滞を忘れていたケース

住宅ローン審査では、「スマホ代だから大丈夫」と思っていた借金の種類が影響するケースがあります。特にiPhone端末代の分割払いはクレジット契約扱いになるため、数か月の延滞でも信用情報へ登録され、住宅ローン審査で慎重に見られる場合があります。

完済したつもりのカードローン契約が残っていたケース

住宅ローンの審査の際には、「完済済みだから問題ない」と思っていた借金の種類が影響するケースがあります。特にカードローンは、借入残高がゼロでも契約自体が残っていると、「追加借入できる状態」と見なされ、借入可能額へ影響する場合があります。

ペアローンで配偶者側が原因だったケース

自分に借金がなくても、配偶者側の借入内容が影響するケースがあります。特にペアローンでは、夫婦それぞれの信用情報が確認されるため、片方のリボ払いやカードローン利用が原因で減額や再審査につながる場合があります。

住宅ローン審査における借金の危険度マップ

住宅ローンでは、「借金があるか」だけでなく、「どんな種類の借金をどう使っているか」が重視されます。特に、生活費補填と見られやすい借入は慎重に見られる傾向があります。

まずは、自分がどの位置にいるのか整理してみましょう。

状況危険度審査での見られ方
奨学金のみ延滞がなければ比較的通りやすい
車ローン+奨学金返済負担率次第
スマホ分割のみ延滞があると注意
リボ払い継続中資金繰りを警戒されやすい
カードローン複数利用慎重審査になりやすい
消費者金融2社以上非常に高い否決リスク上昇
延滞履歴あり最危険審査難易度が大きく上がる

特に注意したいのは、「借入額が少なくても危険度が高いケース」です。

たとえば、リボ払いを長期間継続している場合、残高よりも「返済管理状況」を慎重に見られることがあります。一方で、奨学金や車ローンは、延滞がなければ比較的通るケースも少なくありません。

あなたはどれ?住宅ローン審査の判断フローチャート

現在、借金はある?
ない
│ ├ 延滞履歴もない
│ │ → 比較的スムーズに進みやすい
│ │
│ └ 過去に延滞あり
│   → 信用情報の確認推奨

奨学金・車ローンのみ
│ ├ 毎月返済が少ない
│ │ → 審査へ大きな影響は出にくい
│ │
│ └ 月5万円以上返済中
│   → 借入可能額が下がる場合あり

リボ払い・カードローンあり
│ ├ 1社のみ・少額
│ │ → 条件次第では通るケースあり
│ │
│ └ 複数利用・長期利用
│   → 慎重審査になりやすい

消費者金融を複数利用
 ├ 延滞なし
 │ → まず借入整理を優先
 │
 └ 延滞あり
   → 審査難易度がかなり上がりやすい

特に注意したいのは、「自分では軽い借金だと思っていたケース」です。

たとえば、次のような項目は、想像以上に影響する場合があります。

  • リボ払いを長年継続
  • スマホ分割の延滞
  • 使っていないカードローン枠放置

一方で、奨学金や車ローンだけなら、延滞がなければ通るケースも少なくありません。「自分はどこに当てはまるのか」が曖昧な場合は、自己判断で完済を急ぐ前に、事前審査や相談で状況を整理してみてください。

当てはまる借金がある方は、事前審査前に一度相談しておくと安心です。

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住宅ローン前に完済すべき借金の優先順位

住宅ローン前は、「とにかく全部完済すればいい」というわけではありません。

特に高額な借金を抱えている人の場合、すぐに完済するのは難しいでしょう。そのため、審査で厳しく見られやすい借金から優先して整理した方が効果的です。

逆に、無理に一括返済して貯金を減らしすぎると、頭金や生活資金が不足するケースもあります。まずは、「どの借金を優先して減らすべきか」を整理してみましょう。

優先順位借金の種類理由
カードローン・リボ払い審査で最も警戒されやすい
自動車ローン返済負担率へ影響しやすい
奨学金延滞がなければ比較的影響小さい

最優先はカードローン・リボ払い

住宅ローン前に最優先で整理したいのは、カードローンやリボ払いです。

これらは、「一時的な資金不足を補うための借入」と見られやすく、住宅ローン審査で特に警戒されやすい傾向があります。特に、次のような状態は注意が必要です。

  • 複数社から借入している
  • 長期間リボ払いを続けている
  • 借入残高が増えている
  • 毎月最低返済のみ続けている

たとえば、借入額が30万円程度でも、「長年リボ払いを継続している状態」がマイナス評価になるケースがあります。住宅ローン審査前は、まずカードローンやリボ払いから整理してみてください。

次に減らしたいのは自動車ローン

自動車ローンは、カードローンほど厳しく見られるわけではありません。

ただし、毎月返済額が大きい場合は、返済負担率へ直接影響するため、住宅ローンで借りられる金額が減るケースがあります。

特に影響しやすいケースは次の通りです。

  • 月3〜5万円以上返済している
  • 残り返済期間が長い
  • 住宅ローンと返済時期が重なる
  • ボーナス払い比率が高い

たとえば、月4万円の車ローンがある場合、年間48万円分の返済負担として計算されます。完済時期が近いなら、住宅ローン申込タイミングを調整した方が有利になるケースもあるため、一度返済予定を確認してみましょう。

奨学金は無理に一括返済しなくてもよい場合が多い

奨学金は、住宅ローン審査では比較的影響が小さい借入とされています。

そのため、延滞がなく、毎月の返済額も大きくない場合は、無理に一括返済しなくても通るケースは少なくありません。特に、次のような状態なら、他の借入整理を優先する方が合理的な場合があります。

  • 延滞履歴がない
  • 月返済額が小さい
  • 貯金を減らしたくない
  • 頭金や諸費用を確保したい

たとえば、奨学金を無理に一括返済してしまい、手元資金がほとんど残らなくなるケースもあります。

住宅ローンでは、返済能力だけでなく、「購入後の生活余力」も重要です。焦って完済する前に、全体の資金計画を整理してみてください。

ペアローン・連帯債務では配偶者の借金も見られる

住宅ローンを夫婦で組む場合、「自分だけ問題なければ大丈夫」とは限りません。

特に、ペアローンや連帯債務では、配偶者側の借金や信用情報も審査対象になります。そのため、自分に借入がなくても、配偶者のカードローンやリボ払いが原因で審査へ影響するケースがあります。

実際、最近は共働き世帯が増え、夫婦合算で借入額を増やすケースも多くなっています。ただし、借入可能額が増える一方で、夫婦それぞれの信用状況も見られる点には注意が必要です。

「片方だけ借金がある状態」で住宅購入を考えている場合は、事前に借金の種類や状況を整理しておきましょう。

ペアローンは夫婦それぞれ審査される

ペアローンでは、夫婦それぞれが住宅ローン契約を結ぶため、審査も別々に行われます。

そのため、「夫は問題なし」だったとしても「妻にカードローンあり」だと、妻側の審査状況によって借入額が下がったり、ペアローン自体が難しくなったりするケースがあります。これは逆も同様です。

特に見られやすいポイントは次の通りです。

  • カードローン利用
  • リボ払い残高
  • 延滞履歴
  • 消費者金融利用
  • 返済負担率

たとえば、片方にリボ払いや消費者金融利用歴がある場合、「夫婦合算なら通ると思っていたのに減額された」というケースもあります。ペアローンを検討している場合は、夫婦それぞれの借入状況を事前に確認しておくことが重要です。

連帯債務・収入合算との違い

住宅ローンでは、「ペアローン」以外にも、連帯債務や収入合算という組み方があります。似ているように見えますが、審査の見られ方や契約内容には次のような違いがあります。

組み方ローン契約数配偶者の借金影響主な特徴
ペアローン2本(夫・妻)大きい夫婦それぞれ審査
連帯債務1本大きい収入合算して借入
収入合算
(連帯保証)
1本一定影響あり主債務者中心で審査

特にペアローンは、夫婦どちらも住宅ローン控除を受けやすい一方で、双方の信用情報が影響しやすい特徴があります。一方、収入合算では契約自体は1本になるため、ペアローンより柔軟に組めるケースもあります。

また、どの組み方が合うかは、次の要素よって変わります。

  • 借入額
  • 年収差
  • 借金状況
  • 将来の働き方

不安がある場合は、住宅ローン申込前に相談サービスや金融機関へ相談してみてください。

住宅ローン審査前にやるべきこと

住宅ローンは、「申し込んでから考える」より、申し込む前の整理で結果が変わることがあります。

実際、「自分では問題ないと思っていた借入」が原因で、減額や再審査になるケースも少なくあるため、ここでは審査を受ける前にやっておきたいことを紹介します。

信用情報(CIC・JICCなど)を確認する

住宅ローン前は、信用情報を確認しておくと安心です。

金融機関は、CICやJICC、全国銀行個人信用情報センター(KSC)を通じて、「延滞履歴」「借入状況」「クレジット利用状況」などを確認しています。「昔のスマホ分割延滞が残っていた」というケースもあるため、不安がある場合は事前に確認してみてください。

不要なカードを解約する

使っていないカードやキャッシング枠は、整理しておくのがおすすめです。

特に、キャッシング枠付きカードを複数持っていると、「追加借入できる状態」と見られるケースがあります。実際、特定のカードだけで利用できる割引のために、複数のカードを所有している人も多いため、事前確認しておくと安心です。

ただし、長年使っているカードを一気に解約すると生活に影響する場合もあるので、不要なものから整理してみましょう。

事前審査前に新規借入しない

住宅ローン審査前は、新しい借入を増やさないことが重要です。

特に、次のような借入は、返済負担率や信用情報へ影響する可能性があります。

  • 車ローン
  • 家電分割
  • 後払いサービス
  • カードローン申込

住宅購入前は、「今だけだから」と安易に借入を増やさないよう注意してみてください。

借金がある状態で住宅ローンを組むなら「事前相談」が重要

ひとつでも借金がある方はもちろん、「過去に借金のようなものがあったような…」と不安な方は、自身で住宅ローンの審査を受ける前に、相談サービスを利用して、借金の影響がないかを確認しておくと安心です。

ここでは、事前相談をすることで、どのようなメリットがあるのか、逆にどのようなデメリットを回避できるのかについて紹介します。

借金の種類によって通る金融機関が変わる

住宅ローンは、金融機関ごとに審査基準が異なります。また、審査基準も公開されていないため、自己判断できません。

たとえば、カードローン利用に厳しい銀行もあれば、車ローンや奨学金をそこまで重視しないケースもあります。また、次のような金融機関の規模によっても借金の影響が変わりやすいため、自己判断は避けたほうが望ましいでしょう。

  • ネット銀行
  • 地方銀行
  • メガバンク

一方で、相談サービスを通じて、戦略を組めば、「他では落ちたけど通った」というケースを実現しやすくなります。現在の借金なら、どの程度の家を買えるのかも判断できるため、初めてマイホームを購入する方は、特に相談をしておくと安心です。

自己判断で完済すると逆に損するケースもある

住宅ローンの審査前に、無理に借金を完済すればいいというわけではありません。実際には、借金返済に貯蓄を使いすぎてしまった結果、次のような問題が発生する場合もあります。

  • 頭金不足
  • 諸費用不足
  • 引越し費用不足

特に、奨学金や車ローンの場合、延滞がなければそこまで大きな問題にならないこともあります。「何を優先して整理すべきか」は状況によって変わるため、不安がある場合は事前相談で整理してみてください。

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まとめ|住宅ローンは「借金の種類」と「相談先選び」で結果が変わる

住宅ローンでは、「借金があるかどうか」だけでなく、どんな借金をどのように利用しているかが重視されます。特に、カードローンやリボ払い、延滞履歴は慎重に見られやすく、返済負担率によって借入可能額が変わるケースもあります。

ただし、奨学金や自動車ローンのように、延滞がなければ大きな問題にならない借入もあります。大切なのは、自己判断で慌てて完済することではなく、自分の状況を整理したうえで、適切な金融機関や相談先を選ぶことです。

不安がある場合は、事前審査や住宅ローン相談を活用しながら、無理のない資金計画を考えてみてください。

執筆・監修

この記事は、年間相談実績700件以上の「住宅ローンの相談室 編集部」が執筆をしております。掲載している情報は、国土交通省・住宅金融支援機構などの公開情報をもとに、適切な編集を行っております。

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